年末までアイドリッシュセブンが『強い』

熱い、よりも、強い。そんなふうに感じました。

12/14にあったファン感謝祭の昼の部にライブビューイングで参加し、お腹がよじれるほど笑い転げた翌日からブラホワの展開が怒涛で、アイドリッシュセブン以外のことを考えるのが難しくなっています。どうしてくれよう。


黒く塗りつぶせ


【BĻACK OR WHiTE】『Bang!Bang!Bang!/ŹOOĻ』MV FULL



シンプルに、かっこいい!!!

ŹOOĻが完全に「心の底から望んでまっすぐストレートに勝利を獲りに行っている」のがぐっと来ます。あんなにバラバラだった4人が一致団結して前を向いている姿が見られるなんて。

イントロがとてもハロプロっぽい!とたぎっていたら、「ハロ感」に飯窪はるなんも反応してましたね。そして作曲家の方がハロプロお好きな方のようで、なんという幸せの連鎖……!これだから人間やめられねえ……!ってなりました。生きててよかった。

あとわたしはナナライで西山宏太朗さんに「たくさんの表現を目にしている人だからこそ出来る極上の表現」を見て、そして「思ったよりも男らしく鋭角なパフォーマンスに棗巳波観をアップデートしてもらった」のですが、このMVはあのとき感じたものがまるまる詰まっていました。たまらんな!


白く染め上げろ


【BĻACK OR WHiTE】『Mr.AFFECTiON/IDOLiSH7』MV FULL


こちらは最新のストーリーを知っていれば震えずにはいられない仕上がりで、ちょっともうほんと……やめよ……?ひび割れた氷の上で踊らせたり白い光の中に儚く消えたりさせるのはやめよ……?

後半から希望を感じる歌詞ではありますが、切実な歌声が「絶望の中に降る一筋の光に縋っている」ようにも聞こえて、「そんなことないこれからの彼らも盤石で大丈夫だ」という確信を得たくて繰り返し見て、そのたびに同じ不安を感じて最初に巻き戻すだけの生き物になっています。

「誰かのための強さが自分の背中を押した」っていう部分でりっくんの背中を押すその手は、いったい誰の手なの。一見前向きな歌詞がすべて反転して聞こえるのはわたしの考えすぎなのどうなの。ねえ一織!

わたしは全グループ好きですが、「ひとつしかファンクラブに入れないとしたらアイドリッシュセブン」という人間なので、アイドリッシュセブンに勝ってほしい気持ちはおおいにありつつ、この勝利が彼らにどう影響するかがわからないから素直にそうと口にできない、というジレンマを抱いています。


というか今回もプロモーションがすごかったですね……。丸一日トレンド入りして、アイナナを知らないであろう一般企業まで巻き込んでハッシュタグが広がっていった様子は圧巻でした。

全国のビジョンジャックで、各地のセリフをつなげると意味のある文章になるとか。いや気づいた人たちもすごすぎる。

あとは事前告知なしで渋谷のビジョンジャックをしたりとか。真っ黒かるテキストオンリーで話題になった渋谷駅の広告も、「アプリ」や「二次元」であることがわからない出し方だったりとか、広告を目にした通りすがりの人たちが「あれなに?」「アイドルなの?」って言う流れまで含めて「プロモーション」という。仕掛け人だれだ。たくさんおいしいものをたべてくれ。(すぐ中の人においしいものをたべてほしいと願ってしまうおたく)

こういうときによく「わたし達の課金が正しく使われてる」というツイートを見かけますが(わたしも言う)、これは本当にそうだとおもいます。どこまで計算してるのかわかりませんが、アイドリッシュセブンの宣伝活動の根幹には常に「現実世界で受ける体験」が据えられていると感じることが多々あるので、まさしく「課金しただけバックがある」状態。

ていうか、そもそものコンテンツ本体が強いからここまで出来るというか、「アイドリッシュセブン」というブランドへの自負や覚悟が感じられてめちゃくちゃかっこいいのですが、そこには「仕掛けや意図に気付いてくれるであろうというマネージャーへの信頼」もあるような気が勝手にしていて、ますます抜け出せる気がしません。

(そして隅っことはいえ社会を構成する人間として、自分も背筋を伸ばして自らの仕事に向き合わなければ!とおもわせられています……おも……おもわせられ……?日本語難しい)


というか今年はFE風花雪月にドハマりしたりリングフィットアドベンチャーが楽しかったりしたので、ほんとうは年末にまとめてそのあたりのブログを書こうとおもってたんです。でもそんな気持ち的な余裕はなさそうだ。27日はまる一日予定を空けて、来たるべき更新に備えて精神統一をしようとおもいます。

マネージャーのみんな、どんなことがあってもがんばって生き抜こうな。