うまれてはじめての海外旅行・思い出メモ<そのに>事前準備

※2019年初夏の話です。

 

これの続き。

sunfun.hateblo.jp

 

実際に往復航空券を取ってから旅行に行くまでに半年近く。すべてがこわいから、心の準備と称してこわい事例の記事ばっか読んでました。飛行機の乗り継ぎに失敗するとかさ。予約したはずのホテルがおさえられてなくて現地でこまったとかさ。

知ってる現地語は「ありがとう」だけ、頼れる旅行会社も間にはいってないってことで、悪いほうのイメトレに余念がありません。

なるほど初心者の個人手配が勇気あるって言われたのこういうこと?

旅程組み

いろいろ試行錯誤した結果、ドイツでの拠点をシュトゥットガルトポルトガルでの拠点をリスボンにして、ミッション(ミッション?)はこんなかんじになりました。

Mission 1. ホーエンツォレルン城を見る
Mission 2. ノイシュバンシュタイン城を見る
Mission 3. エヴォラに行く
Mission 4. マルヴァオンに行く
Mission 5. シントラに行く
Mission 6. リスボンの街を散策する

ノイシュバンシュタイン城とエヴォラ&マルヴァオンが一泊、あとはそれぞれの拠点に日帰りです。

お宿の手配

イメトレで一番こわかったのがお宿の予約失敗、現地で路頭に迷うパターンでした。旅慣れた先輩は「初日だけ取ってあとは現地で手配しちゃう」とおっしゃっていましたが(ちょうかっこいい)、わたしはそんな臨機応変さを自分に期待できない絶対そんな余裕ない今回どころか今生では無理とわかっていたので、Booking.comで予約→お宿にも直接確認メール、という形でやりました。

Booking.com

いろいろな評判を見かけてはいたんだけども、問い合わせをしたらそっこうでお電話くださったり、しっかりサポートしていただきました。運がよかったのかしら。 

交通手段の手配

ドイツの電車(ICEとか…新幹線的なやつ)は早割があったので、日本にいるあいだに予約しておきました。

www.bahn.de

こちら時間と行き先をいれて検索。アプリもある。らっくちん。日本のJordanとかに似ていて、乗り換え検索して一番フィットするルートを選びそのまま購入できます。

なお、乗り換えの待ち時間も設定可能。これ地味に良い機能だなとおもいました。デフォルトだと最短になっています。わたしは帰国してからこれに気付いて「ア〜〜〜……」ってなったんですが、その話はまた別途。

難しかったのが時間表示。検索して購入するまではなんともなかったのに、アプリの仕様の問題なのか購入後の画面に表示される時間は端末時間によって表示が変わるようで、「日中で取ったのに深夜になってる!ていうかその時間はどう考えても終電ないよね!?」みたいな表示になることがあって、だいぶ混乱しました……。(アプリとWebで時間が違ったりでだいぶ混乱して具体的な挙動は忘れてしまった)(最終的には予約したときに表示されてた時間どおりの電車に乗れました)(今はどうなってるのかわからないです)

ほかに、mytaxi(いまはFREE NOWに名称変更されてる?)というUberみたいなタクシー配車サービスにも登録しました。ドイツでもポルトガルでも使えます。シュトゥットガルト到着が夜なので、日本でDL&登録。これで大丈夫だ。初日は。たぶん。

で、ここでひとつやらかしたのが、クレカ決済。カード登録で有効性確認のために1円決済が走ったことで、クレジットカードが止まりました……。ド初心者、海外決済のための事前連絡というものをまったく考えていなかった。うっかりうっかり。すぐ解決したけど、勉強になったというか、事前にやらかしといてよかった〜!ってなりました。

DEでチケット買ったときは平気だったんだけどな。基準はよくわかりません。

もちもの準備

スーツケース vs バックパック

めちゃくちゃ検索して調べました。飛行機の液体まわり特にむずかしかった。数字をみるとめまいがするやまいにかかっているんだ。かんべんしてくれ。

めっちゃ見かけたのがこちらの情報。

『ヨーロッパは石畳だからスーツケースだと大変』

なるほど。なるほど……?(よくわかってない顔)

でもわたし、バックパックだと腰がいかれる気がする。

ということで結局スーツケースを買いました。2泊3日分くらいの小さいのしか持ってなかったから、3泊4日分くらいのサイズのを。石畳でもどうにかなるでしょ、となぜかそこだけ気楽に構えて。結論から言うと、どうにかはなりました。どうにかは。行かないとわかんないことって、あるよね。

お洋服

お土産増えて荷物が入らなかったら捨てられるように、500円くらいの安いTシャツを3枚購入。この知恵は会社の旅行好きの同僚から。下はジーンズです。どっか入りたくなったとき用にちょっと可愛いワンピースを1着。下着は3泊分。洗濯前提だけど、サイクルうまくまわせるかしら……とちょっと不安になっていたら、「いざとなったら現地で買えばいいんだから!」と言われて、たしかに、となりました。

あとはメディキュットレギンス。歩き回るときは疲労軽減にマスト。UVカットの帽子とパーカーもin。折りたたみのレインコートも念のため入れました。

ちなみに荷物外ですが、行き帰りは飛行機時間を楽ちんに過ごせるように半分部屋着みたいなマキシ丈のワンピースを着ました。

現地で使うかばん

スリ的なものがこわくてこわくてこわかったので(友だちからもたくさん経験談を聞いていた)、以下の条件で探しました。
・蓋がある
・ファスナーで閉められる
・肩掛けショルダー(お腹のほうにかけてじゃまにならない大きさ)
で、買ったのがこちら。写真が下手なのはゆるしてほしい。というかこの1年でだいぶ使い古したのでアレですが……薄目で見て……はっきり見ないで……。大きさ的には、iPad Proくらい。いやiPad Pro入れたら蓋しまんないから入れないけど。例えが下手か。

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この中に入れてたのは財布とちっちゃいポーチ、ハンカチ、ウェットティッシュ、小さめペットボトル、ミラーレスのカメラ、カメラレンズ、スマホ、パスポート、モバイルWiFiKindle OASIS。小ぶりに見えて、けっこうはいります。メイン収納の中にも小さいポッケついてるし。
前ポッケには飴とか目薬とか。あと念のため日本大使館とか、お宿の住所と電話番号書いたメモもはいってる。
後ろにもポッケがあって、そっちには予備の現金やクレカ、パスポートをインしました。
プラスで、お土産買ったら広げて入れる用に、カラビナ付きの折りたたみエコバッグをつけてました。もちろんファスナーで閉じるタイプ。重たくなったらリュックとして背負えるすぐれものです。

現地で使うお財布

旅行のプロな先輩方から「海外に行くならバリバリするお財布がいいよ!」と誕生日にいただいたものを持っていきました。これ。かわいいでしょ!うふふ。(わたしは日常的にメガネをつかっているメガネ人間です)めちゃくちゃうれしかったのです。写真が下手なのは略。

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お役立ち道具

「機内はめちゃくちゃ乾燥するよ!」と教えていただいていて、顔に塗る保湿クリームと濡れマスクを持ち込みました。(わたしのどの乾燥から風邪ひくパターンめちゃくちゃ多いので、宿でも基本濡れマスク)

時間つぶし用にはKindle OASISを持参。 

この旅行にあわせて奮発。現地で電車が止まったときとかも大活躍。

Paperwhiteにあまり馴染めなかったわたしですが、OASISは今でも大活躍です。左右非対称なので重心が持ち手に偏るのが心地よいのと、物理ボタンのおかげで付け根に腱鞘炎を抱える親指をまったく動かさずにページ送りできるのがとても使いやすい。小さなことだけど、1冊あたり何百回も繰り返す動作なだけに、お金を払った価値があったな!とおもっています。

このあたりはアイマスクや空気入れるタイプの枕なんかと一緒に、機内持ち込み用の小さいトートに入れました。

スーツケースには、お洗濯用に洗剤やジップロック、ハンガーなど。

フィジカルケア用の足裏シート、湿布(腰痛用)、冷えピタ(疲れたり日光浴びたりするとすぐ体の放熱機能がばぐるので)、頭痛薬や胃腸薬。

お肌のケアはフェイスマスクシートに丸投げ。

メガネはサングラスを買う代わりに紫外線カットのレンズに変更。

髪の毛は強い紫外線とお水の変化でパサパサになる!と美容師さんに言われたので、ellipsのヘアオイルも持っていきました。持ち運びが便利でありがたし。

ellips-japan.co.jp

その他

念のためマグカップとマグカップ用の小さいインスタントラーメン、それと個人的な趣味の問題で柿の種とピュレグミを持っていきました。馴染んだ味ぜったいほしくなるとおもって……。

 

今回はここまで。まだ出発してない。いや、次はちゃんと旅行に行きますから。

 

トライ&エラーを地で行く初心者の準備期間。心配だ。

 

<つづく>