年末までアイドリッシュセブンが『強い』

熱い、よりも、強い。そんなふうに感じました。

12/14にあったファン感謝祭の昼の部にライブビューイングで参加し、お腹がよじれるほど笑い転げた翌日からブラホワの展開が怒涛で、アイドリッシュセブン以外のことを考えるのが難しくなっています。どうしてくれよう。


黒く塗りつぶせ


【BĻACK OR WHiTE】『Bang!Bang!Bang!/ŹOOĻ』MV FULL



シンプルに、かっこいい!!!

ŹOOĻが完全に「心の底から望んでまっすぐストレートに勝利を獲りに行っている」のがぐっと来ます。あんなにバラバラだった4人が一致団結して前を向いている姿が見られるなんて。

イントロがとてもハロプロっぽい!とたぎっていたら、「ハロ感」に飯窪はるなんも反応してましたね。そして作曲家の方がハロプロお好きな方のようで、なんという幸せの連鎖……!これだから人間やめられねえ……!ってなりました。生きててよかった。

あとわたしはナナライで西山宏太朗さんに「たくさんの表現を目にしている人だからこそ出来る極上の表現」を見て、そして「思ったよりも男らしく鋭角なパフォーマンスに棗巳波観をアップデートしてもらった」のですが、このMVはあのとき感じたものがまるまる詰まっていました。たまらんな!


白く染め上げろ


【BĻACK OR WHiTE】『Mr.AFFECTiON/IDOLiSH7』MV FULL


こちらは最新のストーリーを知っていれば震えずにはいられない仕上がりで、ちょっともうほんと……やめよ……?ひび割れた氷の上で踊らせたり白い光の中に儚く消えたりさせるのはやめよ……?

後半から希望を感じる歌詞ではありますが、切実な歌声が「絶望の中に降る一筋の光に縋っている」ようにも聞こえて、「そんなことないこれからの彼らも盤石で大丈夫だ」という確信を得たくて繰り返し見て、そのたびに同じ不安を感じて最初に巻き戻すだけの生き物になっています。

「誰かのための強さが自分の背中を押した」っていう部分でりっくんの背中を押すその手は、いったい誰の手なの。一見前向きな歌詞がすべて反転して聞こえるのはわたしの考えすぎなのどうなの。ねえ一織!

わたしは全グループ好きですが、「ひとつしかファンクラブに入れないとしたらアイドリッシュセブン」という人間なので、アイドリッシュセブンに勝ってほしい気持ちはおおいにありつつ、この勝利が彼らにどう影響するかがわからないから素直にそうと口にできない、というジレンマを抱いています。


というか今回もプロモーションがすごかったですね……。丸一日トレンド入りして、アイナナを知らないであろう一般企業まで巻き込んでハッシュタグが広がっていった様子は圧巻でした。

全国のビジョンジャックで、各地のセリフをつなげると意味のある文章になるとか。いや気づいた人たちもすごすぎる。

あとは事前告知なしで渋谷のビジョンジャックをしたりとか。真っ黒かるテキストオンリーで話題になった渋谷駅の広告も、「アプリ」や「二次元」であることがわからない出し方だったりとか、広告を目にした通りすがりの人たちが「あれなに?」「アイドルなの?」って言う流れまで含めて「プロモーション」という。仕掛け人だれだ。たくさんおいしいものをたべてくれ。(すぐ中の人においしいものをたべてほしいと願ってしまうおたく)

こういうときによく「わたし達の課金が正しく使われてる」というツイートを見かけますが(わたしも言う)、これは本当にそうだとおもいます。どこまで計算してるのかわかりませんが、アイドリッシュセブンの宣伝活動の根幹には常に「現実世界で受ける体験」が据えられていると感じることが多々あるので、まさしく「課金しただけバックがある」状態。

ていうか、そもそものコンテンツ本体が強いからここまで出来るというか、「アイドリッシュセブン」というブランドへの自負や覚悟が感じられてめちゃくちゃかっこいいのですが、そこには「仕掛けや意図に気付いてくれるであろうというマネージャーへの信頼」もあるような気が勝手にしていて、ますます抜け出せる気がしません。

(そして隅っことはいえ社会を構成する人間として、自分も背筋を伸ばして自らの仕事に向き合わなければ!とおもわせられています……おも……おもわせられ……?日本語難しい)


というか今年はFE風花雪月にドハマりしたりリングフィットアドベンチャーが楽しかったりしたので、ほんとうは年末にまとめてそのあたりのブログを書こうとおもってたんです。でもそんな気持ち的な余裕はなさそうだ。27日はまる一日予定を空けて、来たるべき更新に備えて精神統一をしようとおもいます。

マネージャーのみんな、どんなことがあってもがんばって生き抜こうな。

Perfumeの再構築 2019年

少し前ですが、LINE CUBE SHIBUYAこけら落とし公演、『Reframe 2019』に行ってきました。2018年版のReframeに引き続きです。前回も雨、今回も雨で、すっかりReframe=雨のイメージがつきました。

これは今日撮ったスクショなので、でかでかと「期限切れ」って書いてありますね。この下に座席番号が書いてあります。

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ファンクラブ一次先行枠だったんですが、まさかの1階超前方(ステージに向かって左寄り)で。え、近くない?なんか……ち……近くない……?

Reframe自体は真正面から見るのが一番美しいだろうし、制作側が意図した見え方になるとはおもうのですが、斜めから見ても全然まったくなんの問題もなくたのしめました。

内容については各所でレポートが上がっているので(その場であ〜ちゃんとゆかちゃんがのっちを撮って歩く演出は、ELEVENPLAYのときに見た気がする!とおもって興奮したことだけ記しておきたい)、近くにいた人間からの見え方をお伝えします。通常ライブでは盛り上がっていて気が付けないような、着席ならではの気付きがありました。

  • 腕を曲げたときにできる筋肉の盛り上がりから手首にかけてのラインが美しい
  • 歩くとき、ハイヒールのソールが床に触れたときにほんの少し揺らぐのが生々しい
  • 暗転して舞台袖にはけるとき、リノリウムの床を打つ音がした

結論:Perfumeは人間

いや知ってましたよ人間だって。でもたまに美しすぎて、天使とか女神とか天女とかそういう類のなにかだとおもってしまうこと、あるでしょ?人間でした。あんなにすごいテクノロジーを駆使したステージのなかで、たった三人で立つ彼女たちは、どこまでも生身の人間で、そのギャップにくらくらしました。

本当にすばらしかったです。何度でも再構築お待ちしております。最近よく口にしている常設公演の夢、叶うといいな〜!


そういえば。

電子チケットを使うのははじめてではなかったのですが、大事なタイミングで通信制限がかかったり、スマホの画面を割ったりした前科のあるわたしとしては、ちょっとどきどきしながら渋谷に向かいました。大丈夫でした。ふいー。発券できるようになったら通知がきてくれたりして、便利でした。リセールもかんたんぽかったし。

来年のドームツアーでもLINEチケットで申し込みが出来るようになってましたが、わたしはファンクラブ限定デザインのチケットがほしかったので、ぴあで申し込みました。届くのがたのしみ。

ただ、紙にはチケット忘れという不安がつきまといますね!ライブ前にはいつも、『電車に乗ってから「どうしようチケット忘れた……」とべそかく夢』を見ます。

もういっそのこと虹彩とかに静脈とかに発券してくれないだろうか。

Perfume と あたい

2019年9月18日、メジャーデビュー記念日に、Perfumeのベストアルバム『P cubed』が発売になりました。同時にメジャーデビュー以降の全楽曲がサブスク解禁。めでたい。多くのPerfumeファンがそうであるように、わたしも初回生産限定盤を購入した上で、LINE MUSICで一日中聴いています。今回の新曲以外、すべて端末に入っているにもかかわらず。


この記事、本当は9月18日に上げようとおもっていたのに、なかなかまとめられないでいました。半月すぎちゃった。まあいいのだ。(そして時間をかけたわりにまとまりがない……まあいいのだ)


いい機会なので、Perfumeに落ちた経緯を記しておこうともおもいます。


わたしがPerfumeを認識したのは2007年頃だったと記憶しています。下北沢のカラオケ館で、曲間に流れる宣伝映像に出てきた3人の女の子、あれはPerfumeだったとおもいます。たぶん。時期的にはポリリズムのリリース前後でしたが、そのへん曖昧なのは、ぜんぜん意識して見ていなかったから。なんともったいない。

次の接点は、年が明けて、冬。わたしは社会人学生になるべく、平日はフルタイム会社員+バイト、土日は予備校+バイトという、そこそこハードな生活をしていました。疲労でぼんやりした頭のまま、当時はまっていたバンドの新譜を購入するために新宿タワレコをうろついていたら、突然耳に飛び込んできた声に頭が覚醒しました。

それが『Baby cruising Love』です。

冒頭、あ〜ちゃんソロの「♪愛の証明は〜」の「は〜」が脳にフィット。とっても甘くて密度の高い、くせになるいい声。曲もいい曲だな。ていうかみんな声かわいいな。Perfume、なるほどね。でもすまないが今日のお目当ては君たちではないのだ。という感じでそのときはそのまま帰ってしまったんですが、その後何度も何度も「は〜」の心地よさが胸に蘇っては消え……。そして次第に発作のように「あれをまた聴きたい」とおもうようになりました。時期的に受験本番や引っ越し、勤め先との時短勤務交渉や入学など生活の変化が重なっていっぱいいっぱい。でも耳が、あの声を、求めている。調べなければ!

そこからは坂道を転がるように……、というわけにはいかず。

ライブに行きたくてもチケットは完売状態でmixiPerfumeコミュニティでライブレポを読み漁っては行きたかったとハンカチを噛みしめる日々。その後に発表された武道館公演も当たり前のようにチケットは取れず、そうこうするうち、兼業学生の忙しさゆえにPerfumeのことがいったん頭から抜けていきました。

明けて、2009年1月。そういえばPerfumeのライブDVDが出ていたりするんじゃないの?と、ふとおもいたちました。お正月休みのことです。頭に浮かんだら気になって眠れない。すぐにお店に行ったら、あった!ということで、GAME TOURのライブDVDを購入しました。

衝撃。とにかく格好良かった。息をするのも忘れて見入りました。休暇が明けて、また仕事と課題に追われる日々に忙殺されながら、かならず毎日DVDを観ていました。睡眠不足がさらに加速したけど、Perfumeを摂取しないと生きていけない。前向きにがんばってはいたけど根性だけではどうにもならない心の一部が彼女たちの存在によって潤っていくような、そんな感覚でした。

なんとしてもライブに行きたい。生で彼女たちを観たい。観なくてはならない。調べたところ、ファンクラブに入ればチケットが取りやすいようだ。(当時はそういうことも知らなかった)

ということで、ファンクラブに入会しました。2009年2月でした。

そこから代々木体育館でのDISCO! DISCO! DISCO!参戦を皮切りに(その日の「帰り道に買ったピノに★型がふたつも入ってた……Perfumeってすごい……」みたいなことが書かれているmixiの日記はEvernoteにコピーして取ってある)、ワンマンにはほぼ参加しています。遠征もいっぱい行きました。今に至るまで、友だちと、家族と、旅行をかねた楽しい経験をたくさんさせてもらっています。

もともと腰が重たくて旅行なんてそうそう行かないおうちから一生出たくないタイプだったのに、遠征するようになったおかげでかなりフットワークが軽くなりました。

病気して失明危機がやってきたときも「Perfumeが観られなくなったら困る」の一心で切り抜けました。(まじです)

ブラック企業に入ってしまってメンタルやばやばだったときも、Perfumeのライブを目標に生き抜けました。

ひとと話すことも以前よりこわくなくなって、友だちも増えたし、Perfumeに会うときに人生たのしい自分でいたいから積極的にいろんなことを前向きにとらえるようになりました。

Perfumeのおかげで、人生がたのしくなりました。

怪しい何かみたいな話になってきたな。でもぜんぶほんとのこと。

なので、わたしにとってのPerfumeって、人生の指針みたいなところがあります。3人だけじゃなく、3人を介して伝わるMIKIKO先生をはじめとした周りの方たちもふくめて。

たくさん幸せにしてもらっただけに、Perfumeに関わるすべてのひとが、幸せであるようにと願わずにいられません。


長くなってしまった。Perfumeに出会えて、Perfumeを応援できて、わたしはほんとうに幸福だなとおもっています。出会って10年以上経っても、彼女たちの進化をたのしみに過ごせることを、心から感謝したいです。


あらためて、メジャーデビュー15周年イヤー突入、おめでとうございます!大好きです!!!

うまれてはじめて夏フェスにいってきたのよ

今年はうまれてはじめてが多い年です。ブログに書いてないけど、うまれてはじめての海外旅行にも行ってきたんです。それは後日また別途。

今回のうまれてはじめては、夏フェス。『ロッキン』てやつに行ってまいりました。思い出をとりとめなく綴ります。


なんで行く気になったのか


ナナライの記事でもさんざん言ったけど、わたしは暑さによわい。というか、体があんまりつよくない。で、日差しにもよわい。日焼けするとすぐにかゆくなるし、けっこうがっつり湿疹ができます。そんな体質なのと、あんまりフェスに行ったりする友だちがいないので(友だちがいないわけじゃないぞ!)(なんとなく主張しておく)、どれだけ愛するPerfumeが夏フェスでがんばっていても、「行く」という選択肢は最初からなかった。おうちで応援するのみでした。

じゃあなんで今年行く気になったのか?

答えはシンプルで、会社で仲良くしていただいてる同僚たちと一緒に行こうという話が持ち上がったから。

わたし、同僚たちがだいすきでして。一緒なら絶対たのしいだろうなー!行きます!となったのでした。


行ってみてどうだったか


超・たのしかったです。

結論から言う。だってたのしかったんだものーーー。

いや、その、チケットの手配をしていただいたりとか、テントの場所取りしていただいたりとか、同僚に運転していただいて免許なし子のわたしは運搬されるだけだったからとか、そういうのも大いにありますけれども……。面目ない……。ほんとに、感謝してもしきれないです。

ナナライ以上に準備をいろいろして行ったのですが、冷凍ドリンクは本当に万能ですね。保冷剤との相互作用でずっと冷たいままでいてくれる。

ディズニーで買ったUVカットのフードタオルにも助けられました。not UVカットのレギンス履いた脚はじりじり炙られるような痛みがあったのに、UVカットのフードタオルに守られた上半身はぜんぜん痛くなかった。すごいなぁ。

でも、なにより一番よかったのは、ロッキン前日に近所のイオンで買った冷感タオルです。まんなかに保冷剤を入れられるように袋状になっているタイプのやつ。そもそも放熱がへたな人間なもので、なかったら危なかったかもしれない。そしてフェスのあとも日常で大活躍しています。暑くて寝苦しい夜とか。窓を開けて掃除機かけるときとか。風邪をひいて発熱したときとか。

なお、わたしのお目当てはPerfumeハロプロでした。ブレない。Juice=Juiceは渋滞で間に合わなかったけど、Twitterで大好評だったのがわかったのと、ワンマン行きたい気持ちが強まったのでよし。

あと、蒸し暑いテントの中で、冷たい飲み物を飲みながらサンボマスターを聴いたりなどもしました。あの音と人とおいしいもの(牛串といちごけずりをたべました)に囲まれた空間、とても心地よかったです。ちょう暑いのにな。ふしぎだなあ。


Perfume


なんというかあらためて「シンプルに音楽とダンスで魅せられる」ひとたちなんだなあと再実感しました。ぎらぎらの太陽の真下、風にあおられながらも、レーザーや光の演出なしで最高を見せてくれる。ファンになって10年以上経っても彼女たちをみるたびに感情が好きと尊敬で溢れてしまう。

セトリ的にはもう『ナナナナナイロ』がだいすきなので、フルを見られてうきうきでした。『ナチュラルに恋して』も久しぶりに観られてうれしかったなあ。あと、あのあとしばらく、PTAのコーナーでやった「ハッピー注入〜♪」が頭を回って離れませんでした。なんという中毒性……。

ドームツアーの発表を目にできたのもよかったー!あたらしい発表に立ち会う瞬間は何度あじわってもたまらないわくわくをくれるので大好きです。来年、わたしの誕生日と名古屋ドーム公演が重なっているので(あ〜ちゃんと一日違いなのです)、なんとしてもあ〜ちゃん誕とあわせて2daysでチケットを確保したいところ。P.T.A.先行で申し込みました。当たれ〜!


アンジュルム


アウェイの彼女たちを観たのがはじめてで妙に緊張していたのですが(Perfumeもアウェイの姿を見るのはだったけど、彼女たちはキャリアが長いのでさすがにもう心配はしない)、緊張なんかいらなかったな、とおもいました。むしろ失礼だったかもしれない。最高にかっこよかったです。タケちゃんの煽りがめっちゃつよかった!あと、わたしにとってりなぷーを観られる最後の機会だったので、じっくり目に焼き付けました。りなぷ……スタイル良……声……好き……さみしい……。でも次の道でもがんばってほしい。

近くにいた、アイドルをほとんど観ないらしい男性たちが「めっちゃかっこいい!歌うまい!ダンスうまい!」とはしゃいでいたのがなんだか誇らしかったです。「これから追いたくても個人名がわからないから自己紹介してほしかった」と言ってて、なるほどな〜、決まった尺のなかで大人数の自己紹介は長くなるからいらないとおもってたけど、はじめて好きになってくれたひとにはあったほうがいいんだなあと。ただ、そのグループにはひとりだけハロオタさんがいたっぽいので、彼がきっとくわしく解説してくれたことでしょう。


というわけで


ここまでエンジョイしておいて来年も行くかどうかはちょっとわからないのですが(体力的に)、心の底から行ってよかったなとおもう一日でした。経験せずに死ぬのはもったいない。おおげさ。

なお、めちゃくちゃ日焼け対策していったのに肝心要の顔の守りが甘く、メガネ型の日焼け跡をつくりました。毎日メガネだから目立なかった、はず。です。たぶん。

REUNION:アイドリッシュセブンの深度

はじめに


アイドリッシュセブン2nd LIVE REUNION、楽しかった。すっごく楽しかった。でもそれ以上に、『アイドリッシュセブン』というプロジェクトの持つ「深度」を目の当たりにしたライブでした。一ヶ月経ってようやく言葉にできる気がしたので、ブログを書いています。

帰宅後、Twitterで目にした素晴らしいレポの数々を眺めてはしあわせな気持ちになれていました。となると、わたしが書く必要、ある?っておもいましたけど、手短にちょっと残させてください。かいつまんで、ほんと、ちょっとだけ。去年ほど長くならんから。去年のはわたしも読むのめんどいなっておもってよくないなって反省したから。


昨年と打って変わって寒かった2日間


とりあえずはまずここから。

暑さ対策めっちゃしてたのにな。でも、暑いよりずっとよかったな。

初日にメットライフドーム現地参戦組でした。開演してしばらく汗ばむくらいだったのが、日が落ちるとだんだん寒く……。レインジャケットを持参していてよかったです。

二日目はライビュだったので「室内だし余裕っしょ〜!」とたかをくくっていたのだけども、気温とエアコンの冷気ダブルパンチでおなかが以下略。むしろライブビューイングがピンチという有様でした。

そこで助かったのが、貼るホッカイロ。

まさか使うことないでしょ、とおもいながら荷物に忍ばせてたのですが、まさかの大活躍。きみがいなければ何度も座席を離れなくてはならなくなるところだった。備えあれば憂い無し、という言葉がぐるぐる頭をまわります。

こうして荷物が増えていくんだなあ……。


ライブ構成


メットライフドームの観客をアイナナ界の観客とsyncさせる渾身のライブ構成。同一の存在になっていましたね。昨年はキャストが次元の壁を超えているとおもったけど、今年はわたしたちも完全に次元の壁の向こう側に連れていかれてました。ハッと我に返った瞬間、まっさきに「こわい」っておもいました。

誰よあんなおそろしいことを考えたの。ありがとうございますたくさんボーナスをもらっておいしいごはんを食べてください。

もちろん幸せもたくさんありました。でも胸にしこりも残りました。そういうものをあえて残そうとしている構成だったと理解しています。昨年みたいにただ高揚感と多幸感だけが残るライブではありませんでした。

だからこそ、何よりも「今」観る価値のあるライブだった、と言わせてください。


ストーリーをなぞるセットリスト


※本項では、3部のネタバレを含みます。ご注意ください※

去年ネタバレ部分を反転したらスマホで見られなかったのでストレートに……。すみません。


アイドリッシュセブンの出番が終わって、今年も次はTRIGGERかな?とおもっていたらRe:valeの登場。やっぱり2ndは1stと変えてきたんだな、とわくわくして待っていました。全然次にくるものの予想も心の準備もしていなかったわたし、いまおもえばバカだなとおもってしまいます。アイナナはそういうことするでしょ。

一音目から心臓が冷えました。


ŹOOĻだ!!


もともと参加が発表されたとき、わたしは普通に彼らの音楽が格好よくて好きだったし、人物としても憎めないので素直に嬉しかった。でもネガティブな反応がSNSに多くあったこと、そういうふうに感じる人がいるということは理解していました。そして、それをふまえてか、(特に代永さんが)積極的に彼らをウェルカムモードで迎え入れようと腐心されていたことも感じていました。そんな様子をみていると、時間が経つにつれて、ライブが近づくにつれて、複雑な気持ちが増していました……が。


全部吹っ飛んだ。


楽曲と4人の存在感に、ぶん殴られました。ステージで起きていることがすべて。気がついたら彼らに熱狂し、興奮し、すごかった、かっこよかった、やばい、と口にしていました。


あまりのうまさに歌うたびに耳から会場の観客を虜にしていく亥清悠

抜群のグルーヴ感と声量と舞台慣れした煽りで会場を圧倒する狗丸トウマ

ビジュアルのセクシーさを裏切る伸びやかな美声を響かせる御堂虎於

そして柔らかく中性的な姿から想像できない攻撃的な振る舞いで目線をかっさらう棗巳波……


なんだか凄まじいものを見た。そんな放心状態のなか、センターステージに響くアカペラの歌声。

いろんな重圧に耐えるように、絞り出すように、切実な声が響いたとき、やめてくれって思いました。なんで一人で立たせるなんて、そんなひどいことをさせるの。つい数秒前までŹOOĻに熱狂していたくせに、そんなことすっかり忘れるくらい、目の前の光景と歌声にとらわれてました。誰のせいで、いまセンターステージでひとりで歌う十龍之介の姿を見ることになったとおもってるの。

そんなふうに思いかけた瞬間、まるで戦場で背中を預け合う戦士たちのように現れた八乙女楽と九条天の、三人そろったTRIGGERの姿を目にした瞬間、安堵と彼らへの愛情で胸がいっぱいになりました。

ここまで目まぐるしすぎる。感情の起伏が激しくて、頭がおいつかない。これどっかで見たよね。

ぞっとしました。3次元から2次元を見下ろして、なんて勝手な、とおもっていた相手にも、なんて健気な、とおもっていた相手にも、両方同調してしまったことがおそろしかった。ストーリーと、覚悟と、何よりそのパフォーマンスで、アイドリッシュセブンというものにガツンガツン殴られたような気持ちになりました。


ここまで、ネガティブな言葉を使ったけど、全部最大の賛辞です。昨年のナナライ経験を経て、わたしはただ楽しむためだけに行ったわけではなく、ストーリーへの没入感を求めて参加していたので、なおのことです。

 

さいごに


他にも語りたいことは山のようにあったのに(Happy Days Creationのピースゆらゆら激かわだったけどTRIGGERがいない!とか、ビクトリーロードから出てくるTRIGGERとか、いついかなるときも和泉一織を貫いた増田俊樹さんとか、昨年とシルエットから立ち方からまったく体ごと別人のようだった白井悠介さんとか……いやひとりひとり語りだすとキリがない)、どうにも語り尽くせる気がしないので、おとなしく円盤を待とうとおもいます。


今年も最高のNATSUを体験させてくれました。アイドリッシュセブンを好きでよかった。本当にありがとうございました。


アニメ2期も、4周年も、そして……本編第4部も……楽しみにしてます!!!

あしたはりゆにおん

寒いのでは???

あしたのメットライフドーム寒いのでは????

天気が不安定で読めなかったのですが、熱帯ライブよりは体力的に余裕ができてありがたいのはありがたい。しかし寒くて風邪をひかないように、ちゃんとあたたかくできる上着が必要ですね。予報気温を見る限り、カーディガンだけだと寒がりのわたしはちょっと寒いから、プラスでパーカー持ってかないとな。会場では汗をかくかもしれないけど、汗をかいた後の電車とかお店とか確実に寒いしな。

ちなみにわたしは初日スタンド、2日めライビュです。よろしくお願いします。(?)はー。もう、はーーーーー……。

毎日ひたすらvivaってますが本当にあした?落ち着かなさすぎてこんな内容のないブログをあげるくらい動揺してます。2回めも1回めくらい特別で緊張する。わたしが緊張してどうする。

ストーリーもあれであれじゃないですか。どういう気持ちで臨めばいい?わからない……わたしわからない……。でもみんな同じ気持ちとおもうとなんだかすこし心強いです。

FGOのガチャで大爆死したこともナナライのおかげで忘れられます。いや忘れないで反省して。はい。だってノッブが……。

今日もvivaりながら怪我などないよう気をつけて過ごします。しょっちゅうどうでもいいとこで怪我するからね。階段踏み外したりガードレールに指ぶつけて切ったりね。ナナライ観終わるまでは健康でいなきゃいけない。

というわけで金曜日もがんばりましょう。

この内容ならもうツイッターでよくない?

ナナライ2ndへの心構えがぜんぜんできない今日この頃

更新分、毎度読むのに2〜3時間かかるんですけど。もう心臓がどこどこうるさいんですけど。息切れして体力気力を削りまくるのですけど。

どんな気持ちでナナライを迎えたらいいのか今のところまだ全然わからない!えーん!

とはいえ時間は過ぎるもので、ナナライ2ndまであと…あと何日?3週間弱?意外とあるな。でもその間にもっかい本編更新あるんでしょ?え いやだ むり こわい でも気になるからはやくして

そんな情緒不安定な日々を送っています。こんにちは。

Googleで「ナナライ」と検索かけると、1月の荷物整理記事がわりと上位に来ることに怯えています。え、なにこの状況。え、大丈夫?あんな内容で。なんかごめんなさい……お役に立てていたら幸いです……。

ナナライ、vivaやりますかね。vivaを痛切に求めている。たのむ、viva。

わたくし、今年はDAY1現地、DAY2ライブビューイングで参戦いたします。たのしみ。心構えはできる気がしない。

そういえば荷物整理の内容に追加で以下を持っていこうとおもっています。

  • 濡らしたハンドタオル
    ジップロックに入れて、保冷バッグにinしておいたら冷たくて気持ちがよいのでは!?と、おもいついた。8月にはじめて夏フェス行く予定なので、ちょっと予行演習的に試してみたいとおもいます。扇風機も持っていきますし。ちょうどよさそう。いや、冷たくなるタオルとか売ってるのも知ってるんですけど、なんかこう、多少多めに水分もたせてきんと冷やしたい……。中年、熱にも乾きにも湿気にも汗にも弱い生き物ゆえ……。(最近よく湿疹ができてつらい)

疲労対策のおすすめ品ものっけておきます。持ってく荷物じゃなくて、終わったあと寝るときに使うやつ。

  • 足裏樹液シート
    人におすすめいただいたもので、お出かけで歩きすぎた日などに使っているのですが、わたしのむくみやすい足によく効きました。いらない水分とってくれるからか、だるさがかなり軽減される。朝ちょっと大変ですけど。テープの粘着も足裏につくし。起きたとき足裏を拭くためのウェットティッシュを近くに置いて寝るとよいです。

アイナナ以外だと、最近は生まれてはじめてプライベートで日本を脱出したり(ひとりで)、プロメア観たり(おもしろかった)、つばきファクトリーの舞台を観に行ったり(キャストは超よかった)していました。つばきの舞台についてはちょっと別途書いておきたいので後日まとめようとおもいます。