Perfume横浜公演に行ってきた(追加公演)

FPツアー参戦ラストを飾るのは。自力であてた追加公演です。母と弟と行ってきたのですが。

まさかの センターステージ真横 すぐそばに3人が

 

ほあー!!?!?!!?

 

座席についてネジの壊れたロボットのように震えるわたし。どうしよう近いとすがるわたしを宥める母。「おー、いい席じゃん」とのんきな初参戦の弟。

いや、弟、お前、こんな神席そうそうないからな……!?

センターステージに来た3人のふくらはぎの筋肉がよく見える距離でした。いやほんとPerfumeなんなの?膝裏のくぼみまで美しいんだけど?????

ここまで近いのは今ツアーでは初めてでした。何度もあ〜ちゃんと目があって、曲中にこっとしていただいた(と言い張る)ので、もう気持ち的にはまさしく「このまま消えてもいいよ」……ってどんだけーーー!(IKKO)

SEVENTH HEAVEN大好きなので間近で見られて嬉しかったのですが、位置的におもいっきり見上げる形になるので、さぞかしアホ面さらしてただろうなあとおもうとちょっと恥ずかしいです。

ちょっと脱線しますが、我が家は祖母がバレエ教師、今回一緒にいった母も若かりし頃は祖母のもとでバレエを教えていたことがある人なので、クラシカルな動きをする人(Perfumeだとゆかちゃん)を好む傾向があるのですが、今回は終演後、「あ〜ちゃんのダンスがまるで音楽そのものになっていて目が離せなかった」「教科書どおりという言葉があてはまるほど正確、それは無個性とは違う、正確に踊ることの難しさを知ってる、だからすごい」と言っていました。

いちおうわたしも過去に二桁年ほどバレエやダンスをかじっていたり、子供の頃からちょこちょこ良い舞台を観る機会にも恵まれていた身なので、技術的なことは多少わかるつもり(つもり……)なのですが、Perfumeのダンスって本当に素晴らしいのです。よくのっちが一番上手と言われますが、わたしにとっては三者三様、誰が一番と決められない。おそらく得意なダンスのジャンルが違うもあって、全員が一番だとおもっていますし、そもそもPerfumeのレベルになると「上手い下手」で語ること自体が野暮ってもんです。

それを前提として、わたしは今回のツアーではどうしてもあ〜ちゃんから目が離せなかった。強さのなかにもキュートさがにじみ出るのが今までのあ〜ちゃんだったけど、なんとなく去年くらいから、楽曲そのものに完全に寄り添う表現になったなとおもっていて、ダンスコンテストのときにみたTOKYO GIRLでも同じ感覚をおぼえました。あ〜ちゃん、表現力もダンススキルも天井をつきぬけた感じ。すばらしかったし、母も同じことを言っていたのがおもしろかったです。バレエダンサーに例えると、のっちとゆかちゃんが海外のダンサーで、あ〜ちゃん吉田都さん、みたいな。(※あくまで個人の見解です)

もちろん、先に述べたように三者三様ですし、どのダンスがフィットするかどうかの基準も人それぞれです。もしこの記事をよんで「いやのっちだ!」「いやゆかちゃんだ!」とおもった方は、その感想もぜひ大事にしてほしい。それはダンスの奥深さそのものだとおもいます。

関節の柔らかさを活かしたのっちの広がりあるのびやかな踊りも、爪の先まで神経の行き届いたゆかちゃんのていねいで繊細な踊りも、強いバネと意志に支えられたグルーヴ感あふれるあ〜ちゃんの踊りも、全部最高。

ひとつの曲でも3種類のダンスが楽しめる。だからこそシンクロする瞬間は鳥肌がたつほど美しい。ほんとうに奇跡の3人。だから本当に目がいそがしい。みんな心底好きなんじゃー!と心のなかで叫んでしまうたび、わたしはなんと幸せ者なんだろう、とおもいます。

ごはん情報も書いとこ。開演前にここでランチをしました。

tabelog.com


担々麺。おいしかった!辛さ控えめにできるので、辛いものが食べられないから担々麺を避けて行きてきた我が母も「人生初の担々麺だけどちょうおいしい」とよろこんでいました。夜は餃子とかも食べられるのかな。また行きたいな。

ということで、わたしにとってのFPツアーはここで終了。(年越しカウントダウンは仕事で行けなかったんだ……配信もあまり見られなくて悲しいから特典に入れるか別途ぶるれいなどにしてほしい……)FPアルバム自体は、聴いたときにそこまでガーン!とテンションが上がるものではなかったですが、やはりPerfumeとはライブで完成するものなのだなと、毎度おもうことを今回もしみじみおもいました。FPツアーで披露された楽曲たちについては、別途語りたいです。

Team Perfumeにあらためて感謝の念でいっぱいです。すばらしい時間をありがとうございました。来年の海外ツアーには行けないけど、また3人に会える機会があることを願っています。